本日は言わずと知れたナイコン(ニコン)の絞り優先(しかない)一眼レフ「Nikon EM」についてちょっと語ります。
簡単にNikon EMについて
1980年(海外では1979年)に発売された、ニコンのエントリーモデルです。
エンジニアリングプラスチックの小型軽量なボディや絞り優先AEのみのシンプルな操作性など、女性ユーザーや初心者の人をターゲットに開発され「リトルニコン」の愛称で親しまれてた一眼レフカメラです。
それはさておき、
わたくし、EMがとても好きとTwitterでも申し上げました通り、好きなんです。
本日はEMの個人的に推せるポイントをとりあえず5つ、皆様にお話しさせて頂こうかと思います。
1.スーパー魅力的なボディ
巨匠ジウジアーロ先生が手がけたシンプルデザイン。
かの有名なフィアット パンダ(1980年デビュウ)と同時期に設計されたEMは、パンダ同様に平面的でシンプルな面構成と使い手に配慮した合理的な操作系がたまらなく良いですね。
巻上げレバーなんか特に好きですね。小型化とトルク巻の両立を折り畳みレバーにする事で解決してるとことか素晴らしい。
2.かわいい鳴き声
このカメラ。鳴きます。
露出オーバー、低シャッター速度の際にピッピッっと鳴きます。
なんてインタラクティブな子なんでしょう。かわいい好きってなりますね。
3.使いやすいサイズ感
兄貴分のF3と比べると一段とコンパクトさがわかるかと思いますが、どうですかね。
私は手が小さい方なので大きめカメラだと手が疲れるんです。でもEMだとそういうこともないのでそういったところもかわいいですね。献身的って感じです。
4.かわいいシャッター
ケチョン、ケチョン?カション、カション?なんとも言えないアタリの軽いシャッター音が可愛らしいです。
MD-Eを装備して連射するとまたかわいいです。
5.見やすいファインダー
どこかの写真家がF3並みに見やすいファインダーと言ったとか言わないとか…
実際、体感そこまで暗くなく、ピントの山も掴みやすいファインダーだなと思うところも押しポイントです。(ただこれは個人差がある箇所なので実際に見てみることが大事)
エントリー機なのでスクリーン交換はできないですが、中央はスプリット/マイクロプリズムなので変えずとも使いやすいかなと思います。
番外編
かわいいブルーボタン
初期のモデルは、バッテリーチェックや逆光補正ボタンがメッキではなく、少しくすんだブルーのボタンとなっています。
このブルーボタンのモデルは貼り革のシボやレンズ着脱ボタンなど一部意匠がちがったりと数多いるEMの中でちょっと特別な一台って感じがしてより推せますね。
今回はこの辺りで終わりになります。
今後、店舗やショップサイトでもEMは積極的に販売していきます。気になった方は是非今後もチェックをお願いいたします。また、EMのレビュー記事などでより詳しく解説や購入時の気をつけるポイントなどを紹介していけたらと思います。
-次回-
社長がF3を語る